|
|
乗車拒否やボッタクリなど、悪徳タクシードライバーも多いタイ・バンコクですが、FacebookユーザーのP Supatach Buathongkaewさんにより2017年1月12日、改造メーターのタクシーの動画が投稿され話題です。
動画を見てみると、あり得ないほどの速さでメーターが上がっていくのがわかります。これはタクシーのボッタクリ手段の一つで「ターボメーター」とも呼ばれるもの。普段タクシーに乗っていればメーターの上がる速度がおかしいことは一目でわかりますが、初めてバンコクを訪れた旅行者にはまず分からず、元々タクシー料金が安いこともあって(初乗り35バーツ、日本円にして100円強)、被害にあったことさえ気付かない可能性もあります。
ボッタクリといえば特に夜の繁華街などで、行き先を告げるとメーターを利用せず僅かな距離でも「200バーツ」などと言ってくるタクシーも少なくありません。バンコクのタクシーはメーターの利用が義務付けられており(長距離は除く)、警察に見つかれば摘発となる案件です。そういう悪徳タクシーは無視をして、他のタクシーを探すことをお勧めします。ちなみに筆者が深夜のスクンビット通りでタクシーを待っている際、来るタクシー、来るタクシーが「200バーツ」と言ってきたため、助手席前にあるタクシー運転手の身分証明書をスマホで撮影していました。少なくないドライバーが怒りを表し、1人はタクシーから降りてきたため筆者はすぐに逃げました。中には暴力に訴えるタクシーもいるため、トラブルになる恐れのあるこのような挑発行為はなるべく控えましょう。
▼関連記事
20倍ぼったくりタクシードライバーの免許剥奪、バンコク空港から都心まで6000バーツ支払わす
強盗に強姦…バンコクのタクシー運転手が次々逮捕、犯罪被害に遭わない方法は?
関連記事