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タイでは多くの人がプリペイド(先払い)式の携帯電話を利用しています。SIMカードを購入し、そこにチャージをした分だけ利用でき、なくなったらまたチャージするというお手軽なもので、外国人旅行者の多くも通話やインターネットのためにSIMカードを購入します。
タイの大手の携帯電話会社はAISとDtacとTrue Moveの3社。それぞれがプリペイドSIMカードを販売していて、コンビニエンスストアで気軽にチャージが出来るようになっているのですが、2016年11月に入り、セブンイレブンが最大手のAIS(プリペイドはOne-2-Callというサービス)の取り扱いをやめてしまいました。コミッション率で揉めて決裂したんだそうです。ちなみに販売額に対するコミッション率はAISが5%、Dtacが6%、True Moveが7%だそうです。なおセブンイレブンもTrue MoveもCPグループ系列です。
筆者はAISのOne-2-Callを利用していますが、チャージはネットバンキングまたはATMで行っているので一切影響はなく、まるで気にしていなかったのですが、先日日本からやって来た知人にはその影響が直撃。AISのOne-2-Callにチャージをしたくても、近所にセブンイレブンしかなく、チャージができなかったというのです。もちろんタイにはファミリーマートやローソンなどもありますが、圧倒的に多いのがセブンイレブンなのです。
最大手携帯電話会社のAISと最大手コンビニエンスストアのセブンイレブンの取り引きがなくなるのは、消費者にとって不便ですね。1日も早く交渉がまとまると良いのですが・・・。
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