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スクートビズ搭乗記~LCCなのに座席もゆったりで嬉しいサービスも!

2016年10月20日 配信

スクートビズでタイ・バンコクへ~LCCなのに座席もゆったりで嬉しいサービスも!

格安航空会社(LCC)のスクート(http://www.flyscoot.com/ )が成田-バンコク路線を開設したのが2016年7月のこと。スクートはLCCなのに全路線を最新次世代航空機「ドリームライナー(ボーイング787)」で運行とのことで、「どんな感じなんだろう?」と気になっていた方も多いのでは?先日はエコノミークラスの搭乗記でスクートの魅力についてお届けしましたが、今回は続いてビジネスクラス相当である”スクートビズ”の成田発バンコク行きTZ291便のレポートです。

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TZ291 成田  10:00発  バンコク 13:50着
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スクートビズなら優先チェックインと優先搭乗で待ち時間なし

成田空港ターミナル2に到着したのが出発の2時間半ほど前。すでにチェックインカウンターは数十メートルの大行列になっていました。普通ならチェックインまで数十分はかかりそうですが、スクートビズなら安心。スクートビズ用のチェックインカウンターがありますので、待ち時間はほぼなしでチェックインが可能です。ちなみにスクートビズの場合は受託手荷物は30kgまで無料。機内持ち込み荷物も2つ(合計最大15kg)までOKです。

スクートビズは専用のチェックインカウンターへ

スクートビズは専用のチェックインカウンターへ

あっという間のチェックインで時間がたっぷり余ったので、食事やショッピングをする時間も十分。成田空港を満喫したのちに出発ゲートへ向かいます。

出発を待つスクートTZ291 便

出発を待つスクートTZ291 便

搭乗時間。座席番号の若い順に搭乗。スクートビズの乗客は優先的に搭乗が出来ます。

 

ゆったりとしたスクートビズのシート、コンセントの使用も無料

LCCといえば狭い座席が当たり前なのですが、スクートの場合はエコノミーでも比較的ゆったり。それがビジネスクラス相当となるスクートビズになれば、ふかふかのシートと広い足元でさらにリラックスした空の旅が楽しめます。

レッグルームは最小38インチ(96cm)、シート幅は22インチ(56cm)、リクライニングは8インチ(20cm)の完全可動式ヘッドレスト付きレザーシート。

レッグルームは最小38インチ(96cm)、シート幅は22インチ(56cm)、リクライニングは8インチ(20cm)の完全可動式ヘッドレスト付きレザーシート。

さらにシートの横にはコンセントが付いていますので、モバイルやPCの充電も無料で可能です。ただしUSBには対応していないのでご注意を。

タイのプラブにも日本のプラブにも対応したコンセント

タイのプラグにも日本のプラグにも対応したコンセント

上部の手荷物棚は従来機より30%も容量アップ。持ち込んだ2つの荷物も簡単に収まります。

従来機より30%も容量アップした手荷物棚

従来機より30%も容量アップした手荷物棚

窓は従来のスライド式シェードでなく、ボタン操作でスモークがかかる電子式。薄いスモークから濃いスモークまで調節が可能です。外を見たいけど眩しいという時には薄いスモークで。

ボタン操作でスモークがかかる電子式窓

ボタン操作でスモークがかかる電子式窓

またトイレは操縦席の後ろ側にスクートビズ専用のトイレがありますので、長時間待たなければトイレを使えないということはあまりなさそうです。

 

日本人CAも搭乗で、はじめての海外旅行でも安心

この日の客室乗務員(CA)さんは8名。そのうち1名が日本人CAさんです。機内アナウンスも日本語で、困った時も日本語で相談が出来るので安心。はじめての海外旅行という場合でもまったく心配なしです。

スクートの客室乗務員さん

スクートの客室乗務員さん

 

スクートビズなら機内食付き

スクートビズなら出発前にウェルカムドリンク付き(とは言ってもお水ですが)。通常のLCCはお水も優良なのでちょっとうれしいサービスです。さらにスクートビズは機内食付き。料金に含まれているということなのでしょうが、なんだか得した気分(笑)

こちらは機内食人気ナンバーワンだという「チキンハムと濃厚チーズのクロワッサン」。ドリンクはさっぱりとした甘さのシンガポールのジャスミンティー「Heaben and Earth」をお願いしました。デザートにチョコレートバーも付いています!

スクートの機内食 人気ナンバーワンの「チキンハムと濃厚チーズのクロワッサン」

スクートの機内食 人気ナンバーワンの「チキンハムと濃厚チーズのクロワッサン」

さらにスクートビズの場合は、プレミアムセレクションという最高の素材のみを使ったというちょっと豪華な食事も事前予約可能。今回は通常の機内食でしたが、写真を見ただけでも美味しそうなので、こちらを注文しておくんでした(笑)

 

LCCなのに充実した機内エンタテインメント、インターネットも接続可

成田からバンコクまでは約6時間。LCCの場合は機内エンタテインメントの提供がまずないので、とっても退屈ですよね。そんな時もスクートなら安心。なんと手持ちのスマートフォン、タブレット、PCで話題の映画等が視聴できる「スクートTV」というサービスが利用可能です!スクートビズの場合はそれがなんと無料!

スクートTVはスクートビズなら無料で利用可能

スクートTVはスクートビズなら無料で利用可能

Androidのスマートフォンやタブレットを利用している場合はちょっとした設定が必要ですが(説明を見てわからない場合はCAさんに尋ねてみてください)、ぜひ利用したいサービスです。ただしイヤホンの貸出はありませんので、予めご用意しておくことをおすすめします。なおイヤホンは機内でも26シンガポール$(約1,940円)で購入可能です。

またスクートでは有料でインターネットも接続も可能。インターネット接続に関しては先日の搭乗記で詳しくレポートいたしましので、ここに再掲載します。

価格はSNS利用向け20MBのプランが5US$。1時間利用可のプランが11.95US$。3時間利用可のプランが16.95US$。24時間利用可のプランが21.95US$。事前申込みでも、機内での申込みも可能です。

スクートのインターネットの接続プラン料金

スクートのインターネットの接続プラン料金

実際に機内で申し込んでインターネットに接続してみました。メールアドレスで登録し、クレジットカードで支払いです。

スクートではプランを選んでインターネット接続が可能

スクートではプランを選んでインターネット接続が可能

1時間プランを選択。インターネットに接続されてメールを確認すると、利用料金の領収書が届いていました。

インターネット接続後にスピードテストを行ってみると、277.80kbpsでした。メールチェックもウェブサイト閲覧もLINEやFacebookなどのSNS利用もそれほどストレスなく利用が可能です。これは非常に便利です! フライト中もお仕事でインターネットに接続したいという人も問題なく利用できそうです。

 

バンコク・ドンムアン空港に到着

従来よりもより静かなフライトが実現した最新次世代航空機「ドリームライナー(ボーイング787)」のTZ291便は無事バンコク・ドンムアン空港に到着です。降機の際ももちろんスクートビズの乗客は優先です。(ただし座席位置の関係で、エコノミークラス サイレントゾーンの乗客が最初に降機となります。)

バンコク・ドンムアン空港に到着

バンコク・ドンムアン空港に到着

「小さな差額で大きなお得感」が売りのスクートビズ。フルサービスの航空会社のエコノミークラスと同等の金額で(時にはさらにお安く)、ずっとずっと快適なシートでビジネスクラスの気分を味わえる大変お得なサービスでした。

現在スクートは日本とバンコクの間のフライトは、成田の他にも大阪からも就航中。次のタイ旅行の際には、スクートビズも選択肢の一つに入れてみてはいかがですか?

取材協力 スクート  http://www.flyscoot.com/jp

 

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