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2015年9月、タイのティーンに大人気のKamikazeレーベルは新たな道を進み始めました。FourMod、FFK、NekoJump、3.2.1ら、これまでKamikazeを支えてきた主要メンバー達がそろって去り、 入れ替わるように新たに加入したのがCnan、Mind、May、Angie、Isablle、Ploychen、Neko 、Creamy(脱退)の8人の女子アイドルたちでした。
あれから1年、彼女らのお披露目となった「KAMIKAZE NEXTREME PARTY」などを経て、Cnan(シーネーン)がソロデビューし、2016年9月8日に「ชอบหาเรื่อง (Wanted) 」のミュージックビデオがYouTubeで公開になりました。
実は有名バドミントンの選手としても知られているというCnanにお話を聞きました。(2016年9月23日掲載)
-こんにちは、今日はよろしくおねがいします。
Cnan:サワディーカー(タイ語でこんにちは)。どうぞよろしくお願いします。KamikazeのCanan(シーネーン)です。
-Cnanさんはタイではとても有名なバドミントン選手だそうですね。
Cnan:10歳のときにバドミントンをはじめたんですけど、ずっとハードな練習を続けて来ました。18歳の時にはタイでチャンピオンになったんですよ。
-えー!チャンピオンですか!凄いですね。
Cnan:女子ダブルスで優勝したんです。18歳のとき、2014年のことでした。私は現在20歳なので、いまから2年前ですね。
-そもそもなぜバドミントンを始めたのですか?
Cnan:両親がバドミントンが好きだったので、私も一緒にコートに付いて行っていたんです。その時私がママたちの邪魔をするので、私にバドミントンを習わせるようにしたんです(笑)
-ははは(笑) それからずっとバドミントンを続けていたんですね。
Cnan:私にはラチャノック・インタノン選手という憧れの人がいるんです。彼女は2013年世界選手権女子シングルスの金メダリストなんですが、私も彼女のようにバドミントンが強くなりたい、という思いで練習を重ねてきました。
-エンターテイメントの世界に興味を持ち出したのはどういう理由だったんですか?
Cnan:高校生の時ですね。バドミントンの祝勝会があったんですが、その時にコーチから歌ったり踊ったりすることを薦められたんです。その時ステージに立ってみて、みんなを喜ばせるエンターテイメントも面白いなと思ったのがきっかけです。それで高校を卒業してカレッジに進んでも、エンターテイメントやマスメディアについて学ぶコミニケーションアートを専攻しました。
-Kamikazeに入ったのは?
オーディションがあったのでチャンレンジしたんです。歌の勉強をはじめたのはKamikazeに入ることが決まってからですね。1年位トレーニングをしました。だって、ずっとバドミントンをしていましたから、それまでは歌う時間はありませんでした(笑)
-2015年の9月にKamikazeの新体制が発表されて、12月にはお披露目となる「KAMIKAZE NEXTREME PARTY」がサイアムスクエアで開催されました。CNANさんもステージ初登場でしたね。
Cnan:沢山の人の前に出るのはバドミントンのコートで何度も経験していますが、やぱりステージは全然違いました。バドミントンでは歌うことはないので「声」の心配はありませんから(笑) はじめての事なので、興奮を押さえたり、声のコントロールをするのが大変だったのを覚えています。
-この日が新しいKamikazeのスタートとも言える日でしたね。Kamikazeはメンバー再編で、以前の中心メンバーはいなくなってしまったけども影響を受けた方はいるんですか?
Cnan:元3.2.1のTJさんですね。私もヒップホップが好きで、KamikazeのヒップヒップとえばTJさんですから。もちろんお会いしたこともあります。
-たしかKamikazeの女子メンバーではCnanさんが20歳で一番年上ですよね。
Cnan:そうなんです。 一番下は13歳とか、14歳とか・・・、私はもう20歳になってしまいました(笑) あの子達を見てると私も年をとったな・・・と思います(笑)
-ははは。年が離れていますがコミニケーションはとれますか?
Cnan:世代も違いますし、コミニケーションはなかなか難しいですね(笑) でも皆んなとってもパワフルだし、なんだか楽しそうだし、見てると幸せな気分になります。
-いよいよ2016年9月、デビュー曲「Wanted」の発表ですね。デビュー曲が全編韓国ロケの、ドラマ仕立ての作品になっていますが。
Cnan:バドミントンの遠征で訪れた韓国での、ホームステイ先で出会った1人の男性との物語です。タイ語が分からない彼に、タイ語を教えたり彼から韓国語を習ったり、理解されないと思いつつ思いを伝えたり、喧嘩をしたりしていたのですが、実は・・・。というようにロマンティック・コメディ風になっています。
-これまで演技も勉強していたんですか?
Cnan:演技のワークショップには行ったんですよ、3回だけでしたけど(笑) 以前から友達とは遊びで演技の真似事をしたりはしてたんですけどね。
-これまで日本には行ったことはあるんですか?
Cnan:今まで一度も行ったことがないんですよ。大阪のユニーバーサルスタジオでハリーポッターをみたり、桜を観たりしてみたいとは思っています。これまではそのチャンスがなかったんです。
-日本料理はいかがですか?
Cnan:日本料理は大好きなので、よく食べ行きますよ。サバとサーモンが大好きです。よく行くお店はフジレストランですね。色々な場所にお店があって入りやすいんです。
-ぜひCnanさんにも日本を見て頂きたいです。
Cnan:タイは常夏で寒い時期がありませんから、冬の日本に行きたいです。雪も見たいですし。あとはオリジナルの日本料理も食べてみたい!また、チャンスがあれば日本のステージにも立ってみたいですね。
-実現する日が来るのを楽しみにしています。
Cnan:今日はありがとうございました。
(インタビュアー 梅本昌男)
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