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3月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!
いよいよ2016年3月26日(土)より公開となる、タイの鬼才アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の最新作「光りの墓」。東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムでの公開初日には、アピチャッポン監督とのスカイプでのQ&Aや、メッセージ動画の上映も行われ、4月にはゲストを迎えてのトークイベントも決定したとのこと。”タイ流ブーム”がやって来た日本のこの春はまさに「アピチャッポン祭り」。ムーブメントに乗り遅れないように、ぜひ映画館へ!
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前 作『ブンミおじさんの森』ではカンヌ映画祭審査委員長を務めたティム・バートンが絶賛し、パルムドール受賞。その作風からデヴィッド・リンチ監督と並べて 評されることも多い映画作家アピチャッポン。世界最先端の映画監督で、同時に、国際的な美術作家でもあるアピチャッポンの5年ぶりの最新作『光りの墓』は、映像、サウンド、色彩設計、あらゆる面において、天才の進化を感じさせる大傑作である。
タ イでは検閲されることを避けるため公開されていない本作。日本での公開に際して、アピチャッポン監督より観客へのメッセージ動画が到着した。動画では、 「この映画はとてもパーソナルで、特別なものだ」と話し、本作を撮影した監督自身の故郷コーンケンのこと、そしてタイの政治状況、アピチャッポンの “ミューズ”である本作のヒロイン、ジェンジラーについて、穏やかに語るアピチャッポン監督の姿が見られる。およそ3分程度のこちらの動画は上映劇場のみで見られるもので、すべての上映回の冒頭に流す予定だ。
さらにシアター・イメージフォーラムでは、『光りの墓』をもっと楽しむためのトークイベントを実施する。
豪華ゲストは下記の通り。アピチャッポン・ファンはぜひ劇場へ!
■4月8日(⾦)18:45 の回上映後 「東北タイと音楽」 相澤⻁之助さん(空族)✕ SOI48(宇都木景一&高木紳介) ✕ 樋口泰人さん(boid) ■4月9日(土)16:10 の回上映後 「アニミズムの裏にあるもの」 ⻑⾕川祐⼦さん(キュレーター/東京藝術大学教授)✕ 福島真人さん(文化人類学者/東京大学教授) ■4月16日(土)16:10 の回上映後 「タイの政治状況と『光りの墓』」 ナラワン・パトムワット(Kyo)さん(キュレーター)✕ 福冨渉さん(『光りの墓』タイ語字幕翻訳) |
◆公開初日3/26にアピチャッポン監督のSkypeによるQ&Aを実施!タイのアピチャッポン監督と会場を繋ぎます。
初回11:00の回と、16:10の回、それぞれ上映後におこないます。(※左記の2回はアピチャッポン監督のメッセージ動画上映はありません)
◆公開初日3/26(土)にシアター・イメージフォーラムにご来場のお客様先着150名様に本格タイカレーの缶詰「チキンとタイカレー イエロー」(提供:いなば食品)をプレゼント!
รักที่ขอนแก่น (ラックティーコンケーン)
CEMETERY OF SPLENDOUR
2015 年|タイ/イギリス/フランス/ドイツ/マレーシア|122 分|5.1 surround|DCP
© Kick the Machine Films/ Illuminations Films
[製作・脚本・監督]
アピチャッポン・ウィーラセタクン
[キャスト]
ジェン:ジェンジラー・ポンパット・ワイドナー
イット:バンロップ・ロームノーイ
ケン:ジャリンパッタラー・ルアンラム
[スタッフ]
撮影監督:ディエゴ・ガルシア
美術:エーカラット・ホームラオー
音響デザイン:アックリットチャルーム・カンラヤーナミット
編集:リー・チャータメーティークン
ライン・プロデューサー:スチャーダー・スワンナソーン
第1助監督:ソムポット・チットケーソーンポン
プロデューサー:キース・グリフィス、サイモン・フィールド、シャルル・ド・モー、ミヒャエル・ヴェーバー、ハンス・ガイセンデルファー
タイ語翻訳:福冨渉 日本語字幕:間渕康子
配給・宣伝:ムヴィオラ 宣伝協力:boid
http://www.moviola.jp/api2016/
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