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Bangkokには日系のサッカースクールが乱立している。だから常日頃考えていることは他クラブとの棲み分け、Creer fcでは”元Jリーガー、タイプロリーグでもプレーしたコーチ陣が本格指導にあたる”ということ。JFLアカデミーからジュビロ磐田、U-23代表となりタイのBuriramやBangkok Class、インドでもプレーした本田コーチと常にプロの日陰を歩んできた俺…真逆のプロ人生を歩んできた2人の色の違いを選手達には肌で感じて貰いたいと願っている。
更に何かを仕掛け続けなければならないということでね…1月26日(火)にセレッソ大阪の育成コーチである小林コーチと安食コーチにU-12アカデミー練習にて指導をして頂いた。俺自身彼らのコーチングから気付きや忘れかけていたモノを思い出させて貰い、大いに勉強となった。根本は情熱だよね、指導って…笑顔を絶やさない彼らの指導から熱さが充二分に伝わって来たからね。
翌日の1月27日には強行スケジュールを敢行、スパンブリ(バンコクから約2時間)にて派遣事業を展開されていた横浜Fマリノスの小池コーチ&坪倉コーチを突撃訪問。この日はスパンブリユース世代の練習は見れなかったのであるが、スパンブリfcのセカンドチームであるSimok fcの試合を観戦しながらマリノスコーチ陣のボヤキ(!?)を一語一句逃さないように聞き取り続けた。
そのような活動にて選手達へ還元していく作業が最近実を結んでいるのかなぁと感じる時もある。SMFCというドンムアン空港の近くにあるグランドのこけら落とし的大会にてU-13のカテゴリーに参加したU-12チームが激戦をモノにして戴冠を果たした。このメンバーの中だけでも今春日本へ本帰国する選手が6人もいるということで、彼らは仲間と過ごす日々を本当に大切にしている。このメンバーで戦える試合・練習を有意義に過ごす目的のために…。
U-14チームも負けねぇぞ!!ということでOHAYO Cilie Cupの大人部門へ参加、GKは負傷選手の変わりに俺が入った。「俺がしっかりしていれば優勝争いが出来る」と感じていた。後ろを兎に角安定させることで、「後は好きにゴールへ向かいなさい」というメッセージを発信し続けた。1試合目を危なげなく勝利した我がチーム、2試合目は先制点を奪うもゲームが落ち着けられないでいた。ゲーム序盤に相手選手が弾丸シュート、反応した俺は片手でパンチング…事件はそこで起こった。「あれっ!?左肩外れちゃった(元々脱臼癖がついてしまった俺の肩は右3回、左肩も2回程外している)」…病院へ直行し、俺のOHAYO Cilie fcは志半ばにしてあっけなく終了した(その後チームも下降線をたどったという…)。
まぁ兎に角ここBangkokに居るからこその出会いや勉強の場を大いに活かすべく刺激ある日々が選手達と過ごせていると感じる。これからも選手達へ良い還元をしていくことが、大げさな言い方かも知れないけれど、俺の…そしてCreer fcでの使命と思っているからね。
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