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日本人の好きなタイ料理のアンケートを取れば、恐らく5位以内には入ってくるであろうことは確実と思われる「ガパオ(กระเพรา)」。最近では日本でも家庭でも簡単に「ガパオ」が作れるシーズニング調味料やレトルト食品なども売られるようになり、ますます日本人にとって身近となってきています。
ところで「ガパオ」とは何のことかご存じですか?たぶん「ガパオ」をタイ料理の名前と思っている方もいるでしょうが、実は「ガパオ」というのはハーブの名前なんです。
「しそ」や「三つ葉」や「パセリ」や、タイなら「パクチー」と同じく、主に料理の香り付けなどに使われるハーブの一つなんですね。ちなみに「ガパオ」は英語では「ホーリーバジル(holy basil)」日本語では「カミメボウキ」と呼ばれるシソ科の植物です。
ということで、日本で認識されている「ガパオ」は正式には「ガパオ炒め」ということになります。タイ語で言えば「パットガパオ(ผัดกระเพรา)」。タイの食堂で注文するときは「パッガパオ」と言ったほうが通じやすいと思います。
また「ガパオ炒め」には豚肉ひき肉入りの「パットガパオムーサップ」や鶏肉入りの「パットガパオガイ」の他にも、イカの入った「パットガパオプラームック」やエビの入った「パットガパオクン」、変わったところではカエルやキノコ入りもありますので、ぜひお好みの「ガパオ炒め」を見つけてみてください。
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