甘くて辛くて酸っぱくて美味しいトムヤムヌードル

2014年に日本で発売された日清カップヌードル「トムヤムクンヌードル」があまりの人気で製造が追いつかず一時発売休止になったという出来事がありました。世界三大スープの一つと言われるトムヤムクンは聞いたことがあっても、トムヤムクンヌードルの存在はその時初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。そのトムヤムクンヌードルをぜひ本場タイで食べてみましょう！

ちなみにクンはエビという意味なので、エビの入っていないものはトムヤムヌードルとなります。また同じトムヤムでもトムヤムクンとトムヤムヌードルのスープは全くの別物。日本からタイ旅行に来た友人は「どちらか食べればいいや」なんて事を言っていましたが、大きな間違いです。ぜひ両方を食べてください。

上の写真は50バーツの（約170円）の豚の挽肉入りのトムヤムヌードル（タイ語ではクワイティアオ・トムヤム ก๋วยเตี๋ยวต้มยำ）。ピーナッツ、唐辛子、砂糖、チリペースト、ライム、ナンプラーなどを加えて出来たトムヤムスープに、米粉製の麺を入れて、豚肉や豚の皮の素揚げ、ゆでたまご、パクチーなどをトッピングしています。タイ料理の特徴である「甘い」「辛い」「酸っぱい」が全部そろったトムヤムヌードルをぜひお試しください。

なお、トムヤムヌードルを出すタイヌードルの屋台や食堂は多いですが、「うちはトムヤムヌードル一本」というお店のほうが絶対に美味しいですよ！ぜひ周りの人に美味しいトムヤムヌードル屋さんの場所をたずねて、行ってみてください。