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健康に良いと人気のココナッツジュース。タイでは安く気軽に飲めるポピュラーな飲み物です。またココナッツの実から出来るココナッツオイルも料理に使ってよし、飲んでよし、うがいに使ってもよしと日本で大人気になりました。今回はそのココナッツについてのお話。
屋台や市場やスーパーマーケットで売られているココナッツに、大きくて緑色のものと、小さくて白いものがあるのには気付かれていたでしょうか?「マプラーオオーン」と「マプラーオパオ」と呼び名も見た目も違い、中のジュースや実の味もそれぞれ異なるココナッツは、実は別の種類なのではなく同じ種類のものなんです。
大きくて緑の皮のココナッツがマプラーオオーン。上の写真は冷やしやすく、そして割りやすくするために皮を剥いでありますが、ヤシの木に実が生ったそのままの、いわゆるヤングココナッツ。自然そのままのフレッシュな味を楽しめるのが特徴です。皮が厚い分、冷やしにくく皮や実を取り出しにくいのが難点ですね。
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のスライムのような形をしている、白くて小さいココナッツがマプラーオパオ。実はこれはマプラーオオーンを2、3時間かけて焼き、中身の硬い殻を取り出したものなんです。ときおり黒い色が付いているものがあるのですが、焦げたあとが残っているため。火にかけてジュースが沸騰して味が凝縮するため、こちらはマプラーオオーンよりも甘くて香りが良いのが特徴です。冷やしやすく中身を簡単に取り出すことができるので、開けずに持ち帰るなら断然こちらのマプラーオパオがお薦めです。
みなさんはどちらのココナッツがお好みですか?
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