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風疹・麻疹・おたふく風邪・水疱瘡…一般的には子供がかかる病気であり、大人になってからかかると重症化するといわれる。一度かかると免疫が出来、(例外を除き)再度かかることは無いという。
俺の娘&息子はタイの英語学校に通っている。日本人学校と違い2学期制で8月がテスト期間、9月~10月中旬が(長~ぃ)夏休みとなる。早速パタヤ旅行を計画するなど、夏休みを本当に楽しみにしていた様である。(ちなみに俺は8月に日本へ出張に行かせて貰っていたので、当然休みなんか取れませんわなぁ、羨望のまなざしで彼らを見ていた訳で…)。「あと何日寝たらパタヤ行ける!?」と毎日のように聞いていた子どもたちだったのであるが…。
ある日、娘が「(身体が)だるい」と言い出し熱を測ると38度を超えていた。翌朝起きてきた娘の左腕には大きな水ぶくれ、念のため身体を見てみると胸や背中の所々にもその現象が見られた。「もしや…」と思いインターネットで調べてみると、やはり”水疱瘡”の症状が見て取れた。潜伏期間が一週間ということで、日本だと例えば発症していない弟にワクチンを打っておけば、例え移ったとしても軽い症状で済むようなのであるが、タイの場合は”子供のときに発症してしまった方が良い”ということでワクチン接種を薦めない。”この機会に息子よ、( 水疱瘡に)罹ってしまえ”という訳ではないが、あとは家内も子供の時に発症していたということでね。
問題は俺、風疹・麻疹・おたふく風邪・水疱瘡…何一つやらずに生きてきた。だから抗体なんてものを調べずにとりあえず病院へ行ってワクチン接種。先生が「潜伏期間が…」なんて説明をしようとしてたけれど一切無視。「(ワクチンを)打って下さい、打って下さい」の一点張り。直ぐに打って貰ったんだけど、2回目は11月中旬に打つらしい…大分間が空くのね。
娘は頭や口の中等にも水痘が出来てしまった。ご飯を食べるだけでも沁みた様で正直可愛そうだったね。更に娘は凄く周りに気を使う子でね、「私のせいで出掛けられない。」と感じてたみたい。大好きなチアダンスやサッカーのみならず、近所へのお買い物もお留守番だったのに「Kirari、大丈夫」と気丈に振舞う姿がね…(涙)。
ジュクジュクしている水痘に綿棒を使って薬を塗っていく。瘡蓋になり始めたら塗らなくて良いのだけれど、慎重に新しい水痘は出来ていないか等をチェックしながら塗っていく。慎重に慎重に…すると娘が「たっくん、ふざけてる!?そこ”ち○び”なんだけど…」と苦笑い。
インターネット等の早割りでホテルを予約している場合キャンセルが効かない場合が多い。しかし駄目元で問合せ事情を説明すると、「診断書のコピーを提出して頂ければ、ホテル側に日にち変更の交渉をします」とのこと。これはお得な情報ということで、皆さんも頭の片隅に記憶して置いて貰えればと。結局変更した日にちには俺も行けることになった、不幸中の幸いである。
娘の発症から2週間が経ち、やっと外出の許可が下りた。「やった、やった」と喜ぶ娘&息子。でもちょっと待てよ、息子に触れてみると若干熱い。翌朝には水痘が…サッカーの公式戦を控えていた息子はデビューがお預けに。
普段親子で川の字に寝ている伊藤家なのであるが、現在は俺だけ寝床を分けられている…プチ別居中!?「( 水疱瘡から)逃げ延びてやるっ!!」…別居を始めて早3週間が経とうとしている。
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