cr THE IRRAWADDY MAGAZINE
アジア開発銀行(ADB)によると、ミャンマーの観光分野はこの国の最も大きなそして速い収入源になり得るとしています。今年の外国人訪問者数は50万人と推定され、また100万人を超えるのも遠くないと予測しています。
同じくADBの統計で、今年の観光分野の収入は3億9千万ドル、そして5万人に雇用を与えるそうです。
しかし、問題も沢山あります。
まず、宿泊施設。タイのカシコーン銀行のリサーチ部門によれば、この国全体でホテルの数が730人、部屋数が2万5千室しかありません。ヤンゴンで7千室、マンダレーが2千室です。
全日空が日本からの直行便を12年ぶりに再開し、その他にもドイツなど各国が直行便の運行を予定していますが、現在の国際空港は年間3百万人しか乗客を受け入れる能力がなく、飛行機のためのスペースも限られています。
この分野での習熟した労働者の数も少なく、老朽化しリノベーションが必要な観光施設も多くあります。また、観光客の増加で環境への影響も懸念されています。
*THE IRRAWADDY MAGAZINE から
(2012年10月21日掲載)
この記事は「ミャンマー旅行ホテル情報~ありがとう、ミャンマー!ブログ」より転載しております。
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ジジイ梅ことフリーライターの梅本昌男が、ミャンマーで見聞した面白いことをブログで書いています!
梅本昌男
1963年生まれ。1993年にワーキング・ホリデイ制度を利用してカナダへ。現地の邦字新聞の記者、ベルリッツの日本語教師を 経て、フリー・ライターへ。カナダでの8年の後、2001年より
タイのバンコクへ移動し東南アジア各地を回る。2006年秋より1年ほどエジプトのカイロを拠点にアラブ諸国をぶらり。現在、再びバンコクに滞在中。
記事を掲載して頂いた雑誌…「SKYWARD、AGORA(JAL機内 誌)」「MAGAZINE協賛の子供向け雑誌)」「ジュニア・アエラ」「VIA(エアポ ートリムジン車内誌)」「ポパイ」「ロングステイ(ロングステイ財団会誌)」「日経KIDS+」「日経トレンディ」「日経WOMAN」「等々。
共著の単行本…「アジアのツボ:東南アジア編(スリーエーネットワーク)」「極楽タイの暮らし方(山と渓谷社)」
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