ホ リスティック医学、素粒子物理学等で世界的に有名なディーパックチョプラ氏の講演に行った事がある。
その中で印象的だった彼の言葉にこんな事があった。
“我々は地球を共有しているひとつの人類である。それは科学的にみても言える。人間は息を吸い、息を吐く。吐いた息の中には我々自身の細胞が含まれており、それが大気中に排出される。それを他の人間や吸い込み身体の一部になっていく。我々も大気中に排出された他の人間の細胞を吸い込み、自分の身体の一部としている。そういった大気中に排出された細胞は風に流され、地球中を回る事になる。今、アメリカに居る私達が、この瞬間、空気に流されて乗ってきた、南米の海で息をしている魚の細胞を吸い込む事もあるのだ。つまり地球上すべての生き物がお互いの細胞を共有している事になる”と。
僕が旅をして感じたのが、どこに行っても人間結局同じだと言う事だ。
どこに行っても、人間は食べて、寝て、仕事をし、遊び,喜び、幸せを求めている。
しかしそれは旅をしなくても解ることだろう。
アメリカに居ても、タイに居ても、日本に居ても、みな同じであろうし、解る事なのだ。
みんな同じで、結局はみなひとつなのだ。
この地球上、ひとつのものをみんなでわけあっているのに違いはないのだ。
【2008年12月15日掲載】