こんにちは、ぼく、たびえもんです。
いよいよ4月、「旅に行きたくなるカフェ」の開業スケジュールをお知らせします。じゃーん、こちらです(http://tabiiku.org/tenpo/koyomi.html)。ご来店お待ちしています。
さて。魔都という言葉があります。俗にロンドン、上海、そして京都が世界3大魔都といわれているそうですが、ぼくはアムステルダムが一番じゃないかと思っています。
その理由は、表の顔と、裏の顔が大きく違っているからです。美しい運河とレンガ造りの建物、アンネ・フランクの家やゴッホ博物館といった観光地のイメージは、もちろん表の顔です。
裏の顔は、このコラムの主旨にふさわしくないので書きません! でも、知ってる人は知ってますよね??
子供が小さいときは「表の顔」だけを見せて、成長してきたら、実は「裏の顔」もあることをそっと教えてあげる。世の中には必ず負の側面、隠された部分があるって教えてあげることも、親の大事な役割じゃないでしょうか。なんて…。
アムステルダムの海抜は0メートル。河口を干拓してつくられた都市で、街じゅうに運河が張り巡らされています。「世界は神が造り、オランダはオランダ人が造った」なんて言われているそうですよ!
道路より高いところに運河があったり、ゴッホの絵なんかで有名な跳ね橋があったり。絵になる風景が多いので、子供と歩いていても飽きない街だと思います。もちろん定番の運河クルーズもね!
女の子だったらおすすめは、郊外のブルーナ博物館。そうウサギのキャラクター、ミッフィ―の博物館です。アムステルダムから郊外電車で、ユトレヒトまで。所要時間は40分くらいです。電車の本数も多いので日帰りで簡単に行って帰ってこられますよ。
ひょっとしたらアムステルダムの中央駅を見た子供が「東京駅のまねっこだ」なんて言うかもしれません。アムステルダム駅のほうが20年以上古いことをそっと教えてあげて下さい。
もう1つ、アムステルダムで外せない観光ポイントは、アンネ・フランクの家です。子供にどう教えるかは難しいところですが、本棚の隠し扉など、きっと興味津々のはず。
う~ん。これぞ旅育。とっても奥深い街だと思いませんか?
(2012年4月2日掲載)
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