反独裁民主戦線(UDD)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起
(2010年5月7日18:00現在)
1.5月3日(月)、アピシット首相が一斉放送を通じて国民和解に向けた5項目提案と「11月14日の総選挙実施」を公表しました。これを受けてUDD幹部は、4日夕方、アピシット首相の提案を容認する姿勢を示していますが、更なる条件(具体的な国会解散日を決める等)を求める声明を発表していますので、依然として緊張状態が続いていることに変わりはありません。
2.本7日、治安当局は、UDDが集会により占拠している地域への武器の持込みを規制するべく、バンコク都内の3箇所
(1)ラーマ4世通り高速道路出入り口付近(在タイ日本国大使館ホームページ掲載の地図を参照して下さい)
(2)ウィパワディーランシット通り(ドンムワン空港付近)
(3)アンディーデュナン通り(在タイ日本国大使館ホームページ掲載の地図を参照して下さい)
において、恒常的検問を開始するなど警戒警備を強めています。なお、同検問により付近は渋滞も予想されますので、迂回措置を含めた注意が必要です。
3.また、UDDデモに反対する市民集会(「マルチカラー」グループ)も、8日(土)、9日(日)とも、午後4時から6時頃にかけて先勝記念塔付近において集会を行う予定であり、注意が必要です。
4.ついては、UDDが集会により占拠している地域(ラチャプラソン交差点~サラデーン交差点を中心とする地域(在タイ日本国大使館ホームページ掲載の地図を参照して下さい)及びバリケード付近にはできるだけ近づかないようにして下さい。これら地域の近くに滞在する在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に備え、厳に不要不急の外出は控えて下さい。また、各種集会が行われている地域には近づかないようにして下さい。
5.また、シーロム地区のBTSサラデーン駅、デュシタニホテル付近及びシー・アユタヤ銀行付近では、警察及び軍も引き続き警戒を行っておりますので、同地域周辺にも近づかないようにして下さい。
6.なお、4月23日バンコク都に対して外務省の危険情報を「渡航の是非を検討してください」に引き上げられましたので、詳細につきましては外務省ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=007#header)をご確認下さい。
【ご参考】
【日本語メディア】
インターネット
・バンコク週報 http://www.bangkokshuho.com/
・ダコ・ニュースクリップ http://www.newsclip.be/
ラジオ
・Jチャンネル24: FM93.75(インターネット http://www.sakurakiss.net/ )【英語メディア】
インターネット
・バンコクポスト紙 http://www.bangkokpost.com/
・ネーション紙 http://www.nationmultimedia.com/home/
・MCOT http://www.mcot.net/EnglishNews
ラジオ
・Wave FM88 FM88
・95.5VirginHitz FM95.5
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511