アジア系外国人による窃盗事案発生の注意喚起(2010年6月18日現在)
昨今、邦人観光客、特に観光客を狙った、アジア系外国人による窃盗事案が発生しております。右の事案は、観光客が利用する空港、バスターミナル、駅等で発生しているケースが多く、夏休みに向けて、こうした被害も頻発する可能性もありますので、改めて手口をお知らせし注意喚起を致します。
1. 手口
手口については、毎回必ず同じとは限りませんが、最近発生している事件は概ね共通しています。
<手口>
・ 空港等(またはその他の施設)でアジア系外国人が「カオサンに行ったことがないので、一緒に行かないか?」などと言って声をかける。
・ その後、食事を共にし(費用は割り勘)相手を油断させ、最後に「宿泊を共にしないか?」と誘う。
・ 宿舎にチェックインした後、シャワーなどで荷物から離れた際(または、就寝後)に、現金や財布、旅券などを盗み去る。
2. 犯人は、主に単独で行っているようで、バックパッカーを装い主に単独の観光客を狙って盗みを働いているようです。この事案は、バンコクに限らず、パタヤなどのリゾート地でも発生していることから、今後他の地区でも同様の被害が発生する可能性もありますので、十分注意をしてください。
3. なお、大使館からは、観光警察署に対し、同地区の警備強化及び警戒を要請しております
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人保護)
FAX :(66-2)207-8511